レーザーの危険性

レーザーの取り扱いを間違えると、目や皮膚への重大な障害を起こしてしまったり、熱によって火災を起こしてしまう場合が有ります。 初めに十分な知識を得たうえで取り扱いを始めましょう。

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人間が見える光

光と波長

光は波です。波なので波長が存在します。その波長によって色が違い、人間に見える波長の範囲が決まってきます。

人間が見える光の範囲

具体的に人間の目に見える光の波長は「約400nm〜約800nm」の範囲です。数値だと解かりずらいですが、空の「虹の色」がこの波長の範囲です。 虹は「内側が紫色」で約400nm、そこからだんだん波長が長くなり一番「外が赤色」で約800nmです。この範囲が見えているということです。 他は何もなく消えていると思われるかもしれませんが、虹の外側には赤外光(IR:infrared)、虹の内側には紫外光(UV:ultraviolet)があるのです。

赤外光は皮膚の表面に温かさを感じさせます。東京ディズニーシーのプロメテウス火山が時たま噴火し、その時に熱を感じますが、これは赤外線で熱(温かさ)の影響を受けているからです。 紫外光は皮膚の奥まで届き化学的変化を起こします。殺菌消毒をしたり、皮膚に日焼けを起こします。波長の違いでUV-A、UV-B、UV-Cと分類されます。

どこが危険なのか?

SFの世界ではレーザー銃から発射されるビームは「赤色」や「緑色」や「青色」です。 映画の世界で緑色や赤色をしたサーベルを振りまわす「ジェダイの騎士」を見ますが、 加工で利用するパワーの強いレーザーの世界では色がない場合が多く「目に見えない」光を使うことがほとんどです。 この目に見えないことが危険であり、とても厄介なところです。

加工に使われるレーザー光

産業用途で材料の穴あけや切断等によく利用されているレーザーはCO2やYAGの光ですが、共に人間には見えない波長の光なのです。 具体的にはCO2:10640nm、YAG:1064nmで、両方とも赤外光となり人には見えないのです。

CO2やYAGがすべてこの波長ではなく加工装置によって波長が変えてある場合があるので、 装置の表示や取扱説明書の指示に従い利用下さい。

人体への影響

レーザーによる人体へ以下のような障害を起こす可能性が有ります。いずれも大きな事故につながる場合がありますので細心の注意が必要です。

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